「先輩っ、わかりません!」って言うその前に
移転しました。
仕事をしてると、まったく先がわからず、どうしようもなくなるときってありますよね。そんなとき頼りになるのは先輩だったりするのですが、邪魔ばっかりするのも悪い。質問するときには、できるだけ短い時間で済ませたいですよね。
最近読んだ、「つまみぐい勉強法」にヒントがありました。
IT業界を楽しく生き抜くための「つまみぐい勉強法」 (技評SE選書)
posted with amazlet at 10.12.21
先輩に聞く前に考えることは次の4つ。
質問する前に考えること
1.具体的にどんな作業をしたか
実際の作業を整理する
困った状況に陥るにしても、そこに至るまでの過程がある。この過程は、自分だけが知っている情報をまとめる必要がある。
2.その結果、どういう状態になったのか
現状の結果を整理する
どういう状態に困っているか
3.本来、どういう状態になりたかったのか
理想の状態を整理する
自分が目指していたのは、どういう状態だったか
4.そもそも、何をしたかったのか
作業の目的を整理する
一方、実際に聞く時は、考えたときと順番が違うってのポイント。
質問するとき
4.そもそも、何をしたかったのか
作業の目的を説明する
自分がどこへ向かおうとしているのか
3.本来、どういう状態になりたかったのか
自分の理想の状態を説明する
自分が目指そうとしていた状態を先輩と共有する
1.具体的にどんな作業をしたか
実際に行った作業を説明する
目的と理想の共有があれば、正解に繋がる行動をしていたのかがわかる