就活しゃべり場 in 吹上ホール

移転しました。

今日は、オータムが雨で延期になったので急遽参加してきた。

回った企業

  • [メーカー]三栄ハイテックス
  • [商社]豊通エレクトロニクス
  • [情報・通信]トヨタデジタルクルーズ
三栄ハイテックス

院生になることのメリットデメリットを聞いてみたのだが、この会社では院卒も学部卒も、あまり変わらないということ。基本的には、入社してから学ぶというスタンスであった。院に行って学びたいことがあるならば、学んでくれればいい。ただ、どちらかというと学部卒の方が即戦力としてバリバリ働いてもらえるとのこと。

次に「エンジニア」全般に関して、残業はどのぐらいあるのかという質問をしてみた。回答は、月に100時間は厳しいが、40〜60時間は普通だということだった。会社によるが、最初からあらかじめ辞めることを前提に多く採用して、つらくてやめたきゃ辞めろ、そうして生き残った優秀な社員だけでいいっていうスタンスの会社もあると言っていた。ただ、そういう会社で自分を高めようという意識なら良くて、絶対に成長はできると言っていた。また、残業が厳しいかどうかは、その会社の離職率を聞くのがいいらしい。やっぱり、つらい会社だとその分辞めやすいとのこと。

また、話の中で出てきたアナログとデジタルについての話にも付き合っていただいた。アナログとは、計算の必要なもの。例えば、電子回路など抵抗、電圧、電流などを考えるものであり、デジタルとは、0と1で表現できるもの。例えば、論理回路などである。デジタルだけでは、機器は動かないためハードを作る場合は、アナログも必要になってくる。また、組み込み系のものを作っているとも言っていた。これは、次の豊通エレクトロニクスで詳しく聞いたので次で紹介する。

豊通エレクトロニクス

今日のブースの中では、一番しっくりときた企業だ。

事業内容

  • 組み込みソフトウェアの販売
  • カーエレクトロニクス

ここでも「組み込み」という単語が出てきたので聞いてみた。組み込み系というのは、簡単にいうと元々家電などについているものであって、決まった動きをさせるソフトウェアのことらしい。

自動車産業は、(たぶんどこの企業もそうなのだろうが)5〜10年スパンで市場に求められるものを見極めることが必要なのだという。これは、車の買い換え時期でもあり、次世代の車に乗っかるような機能を開発している。

また、商社ということでグローバルな環境であり、さまざまな人と関わることができる。この会社に入って何が楽しいか?それは、「全体を知ることができる」ということ。専門の部署であれば、その部署で作ってる部品なり、商品しか知ることができないが、ここではすべての行程に関わるので、全体を見通せることができる。また、自分がプロデュースした製品がみんなに使ってもらえるのが嬉しい。


またまた、企業関係なくいろいろ話を聞かせて頂きました笑。まずは、TOEICについて聞いてみた。TOEICはやっぱり、問題の傾向をつかむことが必要だと言っていた。後は、設問の前にある程度先まで問題を見ておくことが必要。

次に院に進学することに関して。4年生の方の話を聞いたのだが、その方は、院に進んで専門知識を身につけてしまったら、人とつながるという自分のやりたいことができなくなると考えて、就職に絞ったということだった。またこの方は、OB訪問をすることによって自分と同じ考え、目標を持った入社3年目の人に出会えて、この会社に決めたと言っていた。このことから、就活は一言で言うと「縁」なのだとも言っていた。やっぱり、採用人事の人柄なり、にじみ出してくるその会社の雰囲気に惹かれて集まってくる。その人たちが自分の同期となる。だから、意識の低い会社には行きたくない。とおっしゃっていた。

院に進むことに関するデメリットとして、どうしても研究室の教授の色に染まってしまうのが企業にとってあまり望ましくないのだそうだ。というのも、研究室でいくら効率の良いアルゴリズムでプログラムを書いたとしても、その開発に4年もの歳月がかかるのだとするならば、会社ではまったく使えないだ。企業では、品質はまあまあだとしても、とにかくスピードが求められてくる。だからこそ、できるだけほかの色に染まる前に自社の色に染めたいというのが会社の心情なのだという。